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第1回 Trans Chromosomics (TC) シンポジウム

 この度、文部科学省の支援の下、産学官が一体となって日本発の革新的医薬品の創製に向けて「とっとり創薬実証センター」が開設いたしました。

 染色体工学技術を駆使して鳥取大学と株式会社Trans Chromosomics (TC) が開発した世界最先端の完全ヒト抗体産生動物は、すでに多くの企業やアカデミアが創薬に活用しております。従来、ヒト抗体産生動物を使用するにあたっては非常に高額な使用料を支払う必要があったため、ごく一部の巨大製薬企業のみが独占してきたのが実情です。今回TC社は、有望な標的分子を見出している全国のアカデミアに対して門戸を広げました。すでに、順天堂大学や島根大学、米国NIHなどが参画しております。(提携先はこちら

 本シンポジウムには多くの大手製薬企業やベンチャーキャピタルも参加しますので、有望な標的であれば研究支援を受けられる機会も広がります。研究進捗度の面から企業からの支援が得られない場合でも、TC社が有望と判断した場合には協力することも可能です。それぞれの大学が地域活性化を目指すにあたって、有望標的分子を「青田買い」されるよりも完全ヒト抗体として導出するほうがはるかに有利なのは自明のことです。とっとり創薬実証センターは全国の有望標的分子の価値向上に貢献できると確信しております。アカデミアの研究テーマを披露し、共同研究に発展させる場でもありますので、奮って応募していただければ幸甚です。

 なお、翌日にはご希望の方に個別面談をセッティングさせて頂きます。発表者が決まり次第、参加者にはお知らせしますので、個別面談をご希望の方は事前にお申込ください。→当日アンケート用紙を配布することになりましたので、事前申込の必要はございません。

シンポジウム概要

日時  2018年11月8日(木) 講演会:13:00~17:50 情報交換会:18:30~20:00

    (個別面談会 9日(金) 9:30~12:00)

場所  鳥取大学 医学部キャンパス 臨床講義棟431講義室(3階)

​​     (683-8503 鳥取県米子市西町86)

◆発表をご希望される方

 ・発表時間 一人25分

 ・応募にあたってはA4用紙、1枚以内で発表概略の説明をお願いします

 ・エントリーの際は、以下フォームよりお申込の上、発表概略のファイルをE-mailにてお問合せ先までお送りください

 ・採択された場合、発表者の交通費、宿泊費、懇親会費は当方で負担します (謝礼無し)

 ・応募〆切 2018年9月28日(金)17時 → 延長します!10月15日(月)17時まで

 ・採択結果の御連絡は、10月18日(木)頃を目処に御連絡差し上げます

演者が決定しました

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第1回 Trans Chromosomics シンポジウム

 

完全ヒト抗体がつなぐアカデミアと創薬企業

 

【開会挨拶】

13:00- 株式会社Trans Chromosomics 代表取締役 押村 光雄

 

【とっとり創薬実証センターの取組み】

13:05- ①「とっとり創薬実証センターでの取組みについて」

    鳥取大学大学院 医学系研究科 機能再生医科学専攻 久郷 裕之 教授 (染色体工学研究センター長)

13:15- ②「完全ヒト抗体産生動物について」

    鳥取大学大学院 医学系研究科 機能再生医科学専攻 香月 康宏 准教授 (とっとり創薬実証センター長)

13:25- ③「完全ヒト抗体産生動物を用いた完全ヒト抗体の取得」

    鳥取大学 染色体工学研究センター 里深 博幸 准教授 (とっとり創薬実証センター副センター長)

 

【講演】(各発表時間は、質疑応答を含める)

第一部 (座長: 鳥取大学 染色体工学研究センター 里深 博幸 准教授)

13:40- ④「がん特異的glypican-3抗原を標的にしたがん免疫治療開発のための完全ヒト抗体の取得」

    国立がん研究センター 先端医療開発センター 免疫療法開発分野 中面 哲也 先生

14:05- ⑤「固形腫瘍を認識する完全ヒト抗体を抗体部分に有し、抗原刺激に依存的にサイトカインシグナルを活性化する、
    次世代キメラ抗原受容体の開発」

    トロント大学 プリンセスマーガレットがんセンター 平野 直人 先生

14:30- ⑥「GPCRやHERなど細胞膜タンパク質を標的としたDNA免疫による抗体創薬から抗体遺伝子治療へ」

    国立感染症研究所感染病理部客員研究員 東京理科大学名誉教授 千葉 丈 先生

14:55- ⑦「自己免疫疾患に対するNotchリガンドDelta-like 4抗体の開発・治療戦略」

    奈良県立医科大学免疫学講座 伊藤 利洋 先生

 

(15:20-15:30 休憩)

 

第二部 (座長: 鳥取大学大学院 医学系研究科 機能再生医科学専攻 香月 康宏 准教授)

15:30- ⑧「新規樹立抗体mAb2808によるNK/Tリンフォーマの治療」

    順天堂大学 医学部 免疫診断学講座 松岡 周二 先生

15:55- ⑨「腸骨リンパ節法を用いたモノクローナル作製法」

    重井医学研究所 分子遺伝部門 室長 松山 誠 先生

16:20- ⑩「自然免疫受容体やそれらのシグナル伝達分子を標的とした疾患制御の可能性について」

    奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科 分子免疫制御研究室 河合 太郎 先生

16:45- ⑪「機能性抗体の探索技術とイムノリポソームによるDDS」

    順天堂大学大学院 医学研究科 神経学 福原 武志 先生

 

特別講演 (座長: 株式会社Trans Chromosomics 代表取締役 押村 光雄)

17:10-17:45 「次世代抗体が拓く新世界」

    日経BP社 医療局アドバイザー 宮田 満 先生

 

【閉会挨拶】

17:45- 株式会社Trans Chromosomics 代表取締役 押村 光雄

 

【情報交換会】 18:30-20:00 (場所: ANAクラウンプラザホテル米子 1階 カフェ・イン・ザ・パーク 5,000円当日徴収

講演を聴いて演者との面談をご希望の方には翌日、個別面談をセッティングさせて頂きます。

当日、アンケート用紙を配布いたしますので、ご希望の方は記入してご提出ください。

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◆聴講をご希望される方

 ・参加費

   学生、アカデミア:無料

   一般 (製薬企業、ベンチャーキャピタルなど):1万円(当日徴収)

 ・懇親会 5,000円(事前申込制。当日徴収。会場:ANAクラウンプラザホテル米子 1階 カフェ・イン・ザ・パーク

 ・申込〆切 2018年10月31日(水)17時

 ・お申込の際は、以下フォームよりお申込ください

 ・旅費等は当方では負担いたしませんので各自でお手配ください

 ・会場の都合で人数制限することがあることをご了承ください

お申込はこちら

(〆切後の参加希望につきましては、主催者に直接お問合せくださいませ)

案内チラシはこちら(PDFファイルが開きます)

主催 株式会社Trans Chromosomics、(公財)鳥取県産業振興機構バイオフロンティア推進室

共催 鳥取大学 染色体工学研究センター、(公財)鳥取バイオサイエンス振興会

お問合せ

 株式会社Trans Chromosomics 管理部

  〒683-8503 鳥取県米子市西町86

   とっとり創薬実証センター105

  TEL : 0859-30-3494  FAX : 0859-21-3500

  E-mail : trans-chromo@trans-chromo.com

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